1969マイルス



1969マイルス
1969マイルス

商品カテゴリー:インディーズ,ジャズ,フュージョン,ミュージック,ポップス,JPOP
収録曲:ディレクションズ, マイルス・ラン・ザ・ヴードゥー・ダウン, マイルストーンズ, フットプリンツ, ラウンド・アバウト・ミッドナイト, イッツ・アバウト・ザット・タイム, サンクチュアリー~テーマ,
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ロスト・クインテット最高!! 星5つでは足りん!!

●個人的なことですが、マイルスが生涯率いた数多くのバンドの中で、このアルバムに登場するいわゆる「ロスト・クインテット」が一番好きだ。人によっては過渡期だと評価する声もあるが、それはそれとして、このロスト・クインテット、何しろ存在感、スケールが大きすぎる。そこに惹かれるのです。
マイルスを根本から知る上では、やはりこのアルバムは絶対必聴です。

●それにしてもロスト・クインテットの公式リリースがこのアルバムだけ(過去にクラウンレコードから『ダブル・イメージ』の2枚バラ売りもあったが)とは何とも寂しい限り。マイルス自身あの自叙伝で、ちゃんとしたライブレコーディングが無いのは本当に残念だ、と語っているくらいだから。
結局、何枚かのブート盤にお世話になっている私であります。

全7曲60分ノンストップ! 

 冒頭から猛烈なフル・スロットルで Miles が血管ぶち切れんばかりに吹きまくる。スイングもビブラートもなく、総力が見事なまでに直線的。パワーへの傾倒を深めるロックに合流するには、テナー・サックスやエレクトリック・ギターが楽器特性として持つようなノイズ生成能力は不可欠。西洋音階を爆砕するノイズを得るためにワウワウ・ペダルという手もあるが、ここでは音ではなく演奏によってトランペットにそのパワーを付与しているのは驚くべきことで、こんな音楽は Miles Davis にしか有り得ない。
 さらに素晴らしいのは Miles 天与のメロディセンスはいささかも反故にされていないことで、ソロは相変わらず全てが旋律のかたまりだ。
 これだけ攻撃的でストレートなサウンドが続くと、横揺れを内包する「Milestone」のテーマが始まると一瞬和みが出てしまうほど。が、続く「Footprint」における Wayne Short のたうちまわる壮絶なソプラノ・ソロ。奇襲的イン・テンポで突撃を開始する「Round About Midnight」と、全くアルバム全体が噴火山のようだ。

エレクトリックへの過渡期のエネルギーが感じられるアルバムです

アルバムタイトル通り、69年に行われたライブを収録したアルバムですが、黄金のクインテットからはウェインショーター以外が脱退し、bにデイブホランド、keyにチックコリア、drにジャックディジョネットというメンツです。曲名を見ても、いわゆるjazz系のものもあり、ホランドがアコースティクベースであったり、ある意味エレクトリックへの過渡期のライブといえると思います。ただ、その一方で、コリアのフェンダーローズ、ディジョネットのパワフルなドラミング、ホランドのブンブン唸るb、そして帝王のブローと過渡期ならではの「よくわからんけど、たまったエネルギーを吐くんだ」的面白さのあるライブになっています。アガパンを完成型とすれば、フィルモアらと並び、エレクトリックに移行する時代のエネルギーが感じられるライブといえるでしょうか。エレクトリックマイスルファンにはお奨めのアルバムです。
エレクトリック・マイルスの黎明期

1969年7月25日、フランス・アンティーヴでのライブの模様を収めたものです。メンバーはウェイン・ショーター、チック・コリア、デイヴ・ホランド、ジャック・デジョネットという構成で、60年代後半に黄金のクインテットと呼ばれたメンバーであるハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウイリアムスの名前はすでになく、エレクトリック・マイルスへの基盤がここで完成しています(翌年の70年に録音された「フィルモア」でのライブではウェイン・ショーターからスティーヴ・グロスマンへとチェンジしています)。

楽曲としては「Round About Midnight」など旧フォーマット時代の曲も取り上げられていますが、オープニングアクトにエレクトリック時代の定番「Directions」をもってくるあたりにマイルスが新しく志向する創造活動への意気込みが感じられます。確かに音質もあまり良くなく、また楽器間のバランスも良好とは言えず、お蔵入りになっていた理由も分からないでもありません。ただ時系列的には名盤「ビッチェズ・ブリュー」収録の直前にあたる時期のこのライブパフォーマンスは、音楽史上から考えて大変重要な意味をもっています。新たな時代がここから築かれたといっても過言ではないこのアルバムを心して聴いていただきたいと思います。


60年代末期、ショーターとの決別を感じさせるアルバム

 1曲目のディレクションズから怒涛のパフォーマンス!ディジョネット(Ds)&ホランド(b)のへヴィ&フリーキーなリズムセクションに支えられ、マイルス、ショーターが暴れまくる。正直言って、よくこれまで埋もれていられたなと思うほど珠玉の出来です。
 ライナーノーツには「ロックへの転換」などと書かれておりますが、私的には、同時期のスタジオでの取り組みは別としても、本ライブのみロックっぽさよりむしろ60年代フリーブローイング時代の集大成といった感があります。シンプルなクインテット構成から繰り広げられるインプロヴィゼーションの応酬、特にMilestonesでのスイング感はたまりません。
 なお、圧巻なのは、It's About That Timeでのショーターのソロ。ソプラノサックスで奏でるインプロヴィゼーションは、調整とフリーを往復し、まさにコルトレーン。ヴィレッジ・バンガード・アゲインやインター・ステラ・スペースを彷彿とさせます。対照的なのは、前後でテーマ〜ソロを吹くマイルス。余りにもシンプル。そういえば、マイルスは、60年代のフリージャズ全盛期でも決して「その道」には足を踏み入れなかった。この曲でのマイルスとショーターの振る舞いの違いが、実は70年代以降の2人の「決別」を示唆しているような気がしてなりません。



ソニーレコード
Live at the Fillmore East, March 7, 1970: It's About That Time
マイルス・デイヴィス・アット・フィルモア
ダーク・メイガス
ライヴ・イヴル
アガルタ




12 Love Stories(初回限定盤)(DVD付)

12Love Stories-Sweet Love Box-(DVD付)

18 to 22 evening

1958マイルス+2

1969マイルス

2×2~two by two~

20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of Chuck Mangione

22 to 26 midnight

24thストリート・バンド

3rd




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